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VOL.204『毎日飲んでいる水がカラダをつくっている』 [水]

◆水に含まれる成分は重要
 21世紀になり、ヒトの遺伝子の解析が進むと、全ての病気は遺伝子(ゲノム)で発症するジェネティクスによって決まるとされていましたが、今日では生活習慣が要因であるエピジェネティクスによって決まることが解ってきました。また、カラダを構成するのは60兆個の細胞とされてきましたが、近年、この数は訂正されて37〜40兆個となっています。
 細胞は中も外も水で満たされています。カラダを構成している水を維持するために、良い水を飲み続け、良質な成分で細胞を満たすことができれば、病気になりにくくなります。逆に、悪い水が細胞に作用し続ければ遺伝子は傷つき、慢性疾患やガンなどの病気を引き起こす細胞へと変異する確率が上がります。水に含まれる成分は極めて重要だということです。

◆なぜ水にはこだわらないの?
 カラダを維持するためにヒトは毎日2.5ℓの水を飲み、その後に尿や汗として排泄します。また、水は食物とともに口から摂取され、腸で吸収されます。腸は栄養を吸収する器官であり、体内で最大の免疫器官でもあります。カラダを元気にするには腸を元気にすることで、そのための水の条件はカルシウムやマグネシウムをほどよく含むことです。カルシウムには腸の蠕動運動を活発にする働きがあり、マグネシウムは糞便を柔らかくして排便力を高め、便秘を防ぐ働きがあります。汚れた腐敗物質が腸内に長く留まることがなければ、免疫力が高まるので、病気を防ぎ、老化を遅らせことができます。
 一般的に、食事を変えれば健康状態が変わり、健康を維持できることは誰もが知っています。ところが、水を良質なものに変えることを意識している人はそれほど多くありません。
例えば、母親の胎内にいる胎児は90%が水分で、赤ちゃんもカラダの80%は水分です。成人になれば体重の60%が水分であり、高齢になっても50%は水分です。若さを失うとともにカラダから水分が抜けていくので、その分シワが増えます。老化とは、カラダの細胞から水分保持能力が失われていく現象でもあります。いきいきと現役生活を続けている人は水にこだわっています。水の飲み方に意識を向けるかどうかでその後の人生が大きく違ってくるのです。
 水は腸から吸収され、体内に入ると、血液やリンパ液となってカラダをめぐる体循環となります。体循環によって栄養素や酸素が運ばれ、エネルギー代謝で使われた老廃物は体外に排泄されます。また、水は体温を一定に保ち、体内の浸透圧を常に正常範囲内に保つので、カラダの恒常性が維持されます。血圧や血糖値のバランスを常に一定に保つように働き、細胞内液や細胞外液のバランスを一定に保ちます。

◆カルシウム豊富な水を飲みましょう
 つまり、水は体内を循環しながら体内機能に乱れがないように、一瞬も止まることなく働き続けているのです。カラダをつくる水とは、生命を支える水です。そして良い水とは、酸素をたっぷり含み、ミネラル成分がバランス良く含まれている水です。逆に、カラダに良くない水とは、酸素を含まない蒸留水や純水、加熱沸騰させた後に冷ました白湯などです。これらの水は生理活性が失われています。
 カルシウムを豊富に含む水は弱アルカリ性です。昔から世界中で酸素を含む弱アルカリ性の水は奇跡の水と呼ばれていました。この水が、病気を防ぎ、病気を治し、老化を防いで若さを維持する長寿の水として知られています。つまり、奇跡の水とはカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分を豊富に含む水であり、日常的に飲むことで健康寿命が維持されるのです。

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VOL.203『高血圧や動脈硬化の原因はカルシウム不足』 [体]

◆メタボは要注意
 今日、肥満は生活習慣病(メタボ)の代名詞とされ、特に内臓脂肪型肥満のリスクが高いとされています。内臓脂肪型肥満では血管の動脈硬化により高血圧・糖尿病・高脂血症を起こしやすくなります。
 脂肪細胞は主にエネルギーを蓄積する役割を持ちますが、アディポネクチンという生理活性物質も分泌します。アディポネクチンには動脈硬化を防ぐ善玉成分と、インスリンの効き方が悪化し動脈硬化を促進する悪玉成分があります。肥満でない状態ではアディポネクチンがバランス良く分泌します。ところが内臓脂肪が過剰に蓄積すると善玉が減少し、悪玉が増えて高血圧や動脈硬化、血糖値の上昇、インスリンの効き方の悪化が生じ、生活習慣病に進行します。つまり、メタボな体型のまま放置しておくと血管壁が狭くなり、動脈硬化が起こって心筋梗塞や脳卒中などの慢性疾患になりやすいということです。

◆高血圧と動脈硬化
 高血圧と動脈硬化は深い関係にあり、高血圧であれば動脈硬化になり、動脈硬化であれば高血圧になります。高血圧が続くと動脈の太い血管も障害を受けますが、毛細血管はさらに強く障害を受けます。傷ついた血管は脆くなり、血管内で出血が起きたり、詰まったりする箇所が増えます。
 高血圧や動脈硬化の原因の一つは塩分の摂り過ぎです。塩分の多い食品を摂取すると、血液中のナトリウム量が増え、これを体内の水分が薄めます。すると、血液中の水分が増えて血管が膨らみ、血管壁が圧迫されるため血圧が上昇するのです。
 血管は平滑筋という筋肉からなり、これが収縮すると血管は狭くなり、拡張すると広がります。平滑筋は自律神経のコントロール下にある筋肉なので、カラダの必要に応じて収縮したり、拡張したりしています。血管平滑筋が収縮して高血圧になるのはカルシウム不足が原因です。血液中のカルシウム濃度は常に一定に保たれています。そのためカルシウムが不足すると、副甲状腺ホルモンが分泌され、骨からカルシウムを溶かし出して補います。この時必要以上のカルシウムが溶け出してしまうのです。すると血管の細胞内に余分なカルシウムが取り込まれ、蓄積します。カルシウムの摂取が十分であればこのようなことは起こらず、高血圧にもならないのです。
 塩分摂取量が少なければ細胞の水分量が一定に保たれるので、細胞内外のカルシウムイオンのバランスは乱れません。ところが、塩分摂取量が増すと細胞内にナトリウムイオンが増え、ナトリウムイオンを細胞外に出してカリウムイオンと交換することができなくなるためナトリウムイオンとカルシウムイオンの交換が起き、カルシウムイオンが細胞内に取り込まれてしまうのです。その結果、細胞内にカルシウムイオンが増えるので高血圧になります。

◆カルシウムは命の炎
 このようなメカニズムからカルシウムの摂取不足や塩分の摂り過ぎが、高血圧や動脈硬化の原因と考えられています。この傾向は加齢とともに強くなっていきます。つまり、健康寿命を維持することは、毎日がカルシウム欠乏との戦いでもあり、人間の宿命とも言えます。これは人類の進化の過程に起因します。人類の先祖である生命体は海中で生存していて、カルシウムイオンを細胞内1に対して細胞外1万の比率にしたり、骨や歯に99%、血液中に1%の割合を常に一定に維持するバランスを整えました。これは奇跡のバランスと呼ばれ、こうすることで生命の恒常性が維持されているのです。これが『カルシウムは生命の炎』と言われる所以です。

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